世界に誇る、日本を代表する鋳造メーカー
加賀藩主の前田利長が開き、江戸時代から商工業の町として発展を遂げた富山県高岡市。
1916年、「能作」はこの高岡で鋳造技術を用いた仏具製造を開始しました。
鋳造とは、鋳型に溶けた金属を流し込んで製品を作る加工方法で、
できた金属製品は鋳物と呼ばれています。
能作の製品は、すべて職人の高度な技術と丁寧な手作業により製作されています。
形状や用途に応じた鋳造方法、仕上げ方法、金属材料(錫、真鍮、青銅等)を用い、
味わいのある製品を生み出しています。
錫の柔らかな特性を生かした人気シリーズ
「曲がる」という柔らかな錫の特性を生かした人気のKAGOシリーズ。
ダリアの花をモチーフにデザインされています。
女性の力でも簡単に曲げることができ、平面の状態からカゴの形へと、
自由自在にアレンジができます。
フルーツトレイや菓子器などとしてお使いいただけます。
またインテリアとして、ガラスや花器などとの組み合わせもおすすめ。
純度100%の錫製
能作の錫は純度100%です。
通常の錫製品は硬度を持たせるため他の金属を加えますが、
能作では何も加えず、錫本来の持ち味を最大限に生かしています。
形状や厚みによっては、手で容易に曲げて形を変えることが可能。
抗菌作用もあり、食器としても安心してお使いいただけます。
※錫を曲げる時にピキピキという音が鳴ることがあります。
これは錫の分子が擦れ合うことでおこる現象です。「Tin cry」と呼ばれています。