世界に誇る、日本を代表する鋳造メーカー
加賀藩主の前田利長が開き、江戸時代から商工業の町として発展を遂げた富山県高岡市。
1916年、「能作」はこの高岡で鋳造技術を用いた仏具製造を開始しました。
鋳造とは、鋳型に溶けた金属を流し込んで製品を作る加工方法で、
できた金属製品は鋳物と呼ばれています。
能作の製品は、すべて職人の高度な技術と丁寧な手作業により製作されています。
形状や用途に応じた鋳造方法、仕上げ方法、金属材料(錫、真鍮、青銅等)を用い、
味わいのある製品を生み出しています。
伝統技術を用いて作られた透き通った音色
高岡の伝統産業「鋳物」の鋳造・加工技術を生かして生まれた真鍮製の風鈴です。
真鍮製は、透き通った伸びのある音色が特徴です。
シンプルで滑らかンフォルムが特徴的なデザイン。
和洋問わず、現在のライフスタイルに合うデザインに仕上がっています。
美しい音色を奏でる真鍮
真鍮とは銅と亜鉛の合金で、紀元前1000年頃から用いられています。
身近なものでは5円玉があり、インテリア、建築金物のほか、澄み切った音色から
仏具の楽器としても親しまれています。
素材の美しさを表現するため、職人が一つ一つ手作業でロクロ仕上げを施しています。